あっさり内定できなかった就活

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広告・マスコミ系は忙しい業界とは言われているものの、人気があり多くの学生が入社を目指します。わたしもそのうちの一人で、業界を広告一本に絞り、広告代理店を始め、WEB、SP、PR、印刷会社など、たくさんの種類の広告に関する会社を受けました。全部で50社以上はエントリーした記憶があります。

説明会に行き、エントリーをし、履歴書を書き、面接へと進む。説明会に行くと、大抵の人は黒髪で、黒やグレーのスーツを見にまとっています。メイクも就活メイクと言われる好感を狙うためのメイクで、企業の人が話すよくわからない話に、みんな“うんうん!”と笑顔でうなずいています。正直なところ、おもしろくもないのに執拗に笑ったりうなずくのは不自然です。私はこの人たちのことを心の中で“うん子ちゃん”と名付けていました。

ここにいる人々は、自分と同年代で社会人経験がなく、見た目の違いもわかりにくい状態です。ましてや自分は学歴がいいわけでもありません。みんな同じ条件だから、個性のない自分はきっと覚えてもらえないのだろうな。とおぼろげに思っていました。

「なぜうちの会社に入りたいんですか?」

テレビドラマに憧れて広告の仕事がしたいと思うようになりました、と正直に伝えても「ドラマとリアルは違うでしょ」とプラスに評価されないのは目に見えています。いかにもな理由をとってつけて述べたのが悪かったのか、2次面接ほどには進むものの、どこにも受かりませんでした。

コピーライター養成講座に通っていた同期のうち、何人かは超大手に就職が決定。周りが続々と就活を終え始め、解放的な生活に戻っていく中でも一心不乱に就活に励んでいましたが、志望度が高かったPR会社の最終面接に落ちた時に、心がぽきりと折れました。

はぁ、やっぱりダメだったんだ。もうやめよう。

瀕死になりながらもなんとか面接を続け、結局最後に内定が出たのは新規事業で自分のやりたいことに挑戦できる!と謳う、渋谷にあるWEBの制作会社でした。

長丁場だった就職活動。周りの友達よりも早く始めたのに終わったのは最後で、じんわりと暑い夏が終わりました。

最近、大学生が青い顔をしながら映画学校の飲み会に来ていて、就活が始まったということなので、今就活に悩んでいる学生は多いと思います。そんな皆さんにおばさんから一言アドバイスです。

目次

就活生へアドバイス

就活においてはこんなことを意識するといいかなと思います。

①自己紹介と志望動機がはっきりと言える。

自己紹介はどの会社でも同じで大丈夫です。スマホの録音機能などを使い、まずは60秒ほどで自己紹介を言えるようにきっちりと練習しましょう。その後、なぜその業界・会社に行きたいと思ったのか、興味が沸いたのかをブレイクダウンして自己分析してみてください。

②SPIやESなどの事前準備ができている。

事前に準備できるところは対策をして、不安要素を減らした上で面接に臨みましょう。今は就活メディアも充実しています。たとえば、『就活の教科書』にはSPIやES対策などの情報がまとまっているので、よかったら参考にしてみてください。

③見送りになっても動じないメンタルを持っている。

あなたの良さをわかってくれない会社は「こっちから願い下げだ!」と思いましょう!人生はどうにかなります。新卒で入る会社がすべてではありません。どうしても入りたい会社があるなら、2,3社目の転職で再チャレンジすることもできます。そのために、スキルが身に付くような会社を1社目に選びましょう。最後に、コネはズルではありません。大いに使いましょう!(コネといってもできるのは面接確約くらいまでの場合が多く、自分の力ももちろん必要になります。)周りに社会人の飲み友やお友達がいたら、どんどん自分がやりたいことや行きたい会社を伝えてみてください。がんばる若者を周りの大人は応援したいものです





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