下北沢でタヌキを見た話

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休日の昼下がり「いつも居酒屋で飲んでばっかりだから、たまにはお洒落なレストランでお食事がしたい!」と彼氏にお願いし、湘南倶楽部というお店にランチに向かいました。下北沢にあるのになぜか湘南です。

湘南倶楽部は一軒家で外にはお庭があり、街の喧騒が嘘のように落ち着いている雰囲気のいいお店です。もちろん料理は美味しく、世田谷マダムを唸らせるお味。1000円もせずに高雅な朝食をいただくことができるモーニングもおすすめです。

ハンバーグを食べてほっこりしていると、向かいに座っていた彼氏が窓の外をみて言いました。

「なんだ、あれ……」

私も振り返ってみると、外のお庭になんらかの小動物がいます。犬のようにも猫のようにも見えるけど、どちらでもありません。ハクビシンなんじゃないの、と話をしていたらお店の人が話しかけてくれました。

「あれはね、タヌキなんです。病気で毛が抜けちゃったみたいなんだけど、ここは日当たりがいいから日向ぼっこしによく来るんです。」

えっ、タヌキ……!?

どうやらたまにテレビでもたまに紹介されたりと、隠れた名物のようです。

タヌキはふっくらしててぷりん、としたイメージがあるのですが、そのタヌキは濡れた犬見たいによれっとしていました。お皿に入ったお水を飲んだり、日向の草むらでゴロゴロしたりしています。可愛いなぁ。タヌキになってみたいなぁ。しばらくはタヌキから目が離せませんでした。

水を飲むタヌキ

あのタヌキはなぜ下北沢にいるのか、何を食べて生きているのだろうか、家族はいるのだろうか、一日何をして過ごしているんだろうか、、考え始めると止まりません。

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