11月16日に発売された桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる! ~。皆さんはもうプレイされましたか?まだしていないよという方、まずは買いましょう!ダウンロード版を購入すると、スイッチをお持ちの方はなんと今すぐにプレイすることができます。いい時代になりましたね〜。
自分は桃鉄ジャンキーを通り越し、もはや桃鉄廃人になったと言っても過言ではありません。前作の桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~では必勝法を見出すために1人で100年を2回プレイし、友人とも幾度ともなく対戦を続けてきました。
今回は久しぶりの新作発売ということで、攻略法を探すべく早速1人で100年プレイしてみました。
桃鉄の素晴らしさを少しでも広めたい。桃鉄スキルを上げたい人にとって、少しでも参考になる情報をお届けしたい。桃鉄人口を増やしたい。そのような想いでこの記事を執筆しています。
桃鉄ワールドとは?前作との違い
桃鉄はプレーヤーが鉄道会社の社長となって、駅をすごろくで回りながら、各駅で物件を購入し、最終的な総資産を競うゲームです。今までは日本列島内でゲームが繰り広げられていましたが、前作までの桃鉄と今回の桃鉄ワールドには一体どんな違いがあるのでしょうか?
細かな違いはあるにせよ、実際に遊んでみてわたしは大きく分けて3点の違いがあると感じました。
舞台が世界規模になった
令和の桃鉄では移動領域が日本国内でしたが、今回は世界が移動範囲となります。そのため、世界地図や偉人を把握した方がプレイしやすいです。桃鉄ワールドでは目的地までの最短ルートを表示することができるので、(忘れてしまいましたが、RかLどっちかのボタンです)常に出しておいた方が、無駄がないかと思われます。
※最短ルートは下の画像の黄色の電車から伸びている、赤い線のような形で表示されます。
みんなもレッツ桃鉄ピザパ
カードが変わった
令和の桃鉄ではロイヤルEXやリニア周遊カードといった急行周遊カードがありましたが、桃鉄ワールドではそういった移動系のカードが音速カード、超音速カードに変わっています。しかも、これらの移動系カードは使えるのが3回までなのです。
3回使ったらなくなってしまうので、ガスステーションで補給するか、新しいカードを買い足すか、どっちかになります。(ちなみにガスステーションの数は少ないです)
今回、驚いたのは桃鉄ワールドではダビングカードが◎ではなかったということです。令和の桃鉄ではダビングカードは必勝するにあたり、大きなキーアイテムでした。しかし、桃鉄ワールドではダビングカードはそこまでの力はないようです。
ボンビーの種類が増えた
ポコンちゃんやデストロイなどは前回に引き続き登場するボンビーはいつつも、今回新キャラとして世界旅行ボンビーとばら撒きボンビーが追加されました。詳しくは公式サイトよりご確認ください。
世界旅行ボンビー
ゴールから遠いところに移動させられ、なおかつお金も取られるので腹が立つボンビー。顔も怖く、子供がプレイしたらトラウマになりそう。
ばら撒きボンビー
所有している物件を周辺にばら撒くボンビー。結構な額をばら撒かれてしまうので腹が立つ。落とされた物件はそこを通れば拾うことができる。BGMが悲しげ。
桃鉄ワールド100年の攻略方法の鉄則
前作との違いがわかったところで、攻略のコツをお伝えしたいと思います。まずは桃鉄を進める上で確実に守りたいポイントについてです。
ボンビーは絶対につけるな!貧乏神の対策
すでに桃鉄をされたことがある方はお分かりとは思いますが、基本の大鉄則は「ボンビーは絶対につけるな!」です。
桃鉄はキングボンビーが自分についたら一貫の終わりなので、油断ができません。一回のミスが命取りになる、緊張感漂うゲームなのです。ボンビーはいつキングボンビーになるかわからないのですから。
マインド面のアドバイス
桃鉄は運ゲー要素もありますが、なすりつけられた瞬間にボンビーがキングボンビーに変身するなど、不条理を感じざるを得ない瞬間が時々あります。CPと戦う場合はそもそも桃鉄はCPに甘いと割り切ってプレイした方が精神衛生が保たれます。
なので、基本はボンビーを1回もつけない。万一つけるとしても、一回でゴールできる距離内でつけることが好ましいです。理由はボンビーは擦りつけられた次のターンからボンビーによる嫌がらせが始まるからです。
なすりつけられた時に、なすりつけ返せるように、超音速カードなどの急行系カードは持っておきましょう。
相手がこのカードを持っていたら要注意!
カード名 | 効果 |
場所がえカード | 相手と場所が変わる。(ゴールから遠ざかってしまう可能性あり) |
秘境探検カード | 秘境に送られてしまう。なおかつ1ヶ月は休みになる。 |
豪速球カード | 持っているカードが破られる ※ダメージ大 |
ふういんカード | カードが半年ほど使えなくなる ※ダメージ大 |
桃鉄はカードゲーである!カードを盤石な体制に
桃鉄ワールドにおいて、使えるカードは以下の通りです。超音速カード×3枚、物件飛びカード×2枚、その他ワープ系カードくらいのバランスにしておくと安心できます。
また、今回は1枚のカードを使えるのは3回までとなります。カードは残3でも残1でも同じ値段で売れるので、残1の状態になったら使い切らずにキープしておくことをおすすめします。逆に残2の状態だと、勿体無いという発想からカードを売りにくくなり中途半端になるので、カードは残2の状態でキープしない方がいいと思います。
高速移動系カード
カード名 | 効果 |
超音速カード | サイコロが6個振れる。3回使える |
音速カード | サイコロが5個振れる。3回使える |
ライトニングカード | サイコロが8個振れる。ただし使えるのは1回のみ! |
ジェットカード | サイコロが4個振れる。3回使える |
双発プロペラカード | サイコロが3個振れる。特急周遊くらい |
ワープ系カード
カード名 | 効果 |
物件飛びカード | 物件を独占できる場所に飛べる。3回使える |
強奪飛びカード | 物件を強奪できる場所に飛べる。3回使える |
星飛びカード | ショップまで飛べる。3回使える |
エリア飛びカード | アジア、北アメリカなど指定したエリアのどこかに飛べる。3回使える |
この3店舗で「超音速カード」を手に入れることができる!有効活用しよう!!
抑えておくべきショップ
- カナダ:グレーターサドバリ ※50年以降
- 中国:太原 ※50年以降
- 南米:フォールドフランス
桃鉄ワールド攻略の裏ワザ
序盤のコツ
桃鉄は「カードをいかに上手く使いこなすか」が重要になってきます。しかし、序盤から超音速カードが簡単に手に入るわけではありません。序盤ではイエローカードマスに多く止まったり、ショップで双発プロペラカードを買ったりして、少しずつカードを充実させていきましょう。
序盤でショップを利用するなら福袋カードがおすすめです。
令和の桃鉄の時は福袋カードはあまり便利なカードではありませんでしたが、令和の桃鉄では福袋カードの中身が序盤だと意外と豪華なのです。ジェットカードや音速カードといった急行系カードも出てきますよ。
ただし、後半戦にかけては音速カードや超音速カードを売っているショップを把握し、自腹で買えるようにした方が安心です。
豪速球カードがショップで売っている!使うべし
今回の桃鉄ワールドの面白いところは豪速球カードがショップで売っているところです。
豪速球カードというのは、他のプレイヤーのカードを割ってしまう意地悪なカードです。自分を高めるのではなく、相手の足をひきづり落とす事で勝率が上がったりもします。CPと戦う場合は心置きなく使いましょう。
豪速球カードが売っている売り場はこちらのサイトで確認できます。
坊主丸儲けカードを使うべきタイミング
坊主丸儲けカードやとりかえっこカード、ベビキュラーカードといった、お金を横取りする系カードを手に入れたあなたはラッキーです。こういったカードは主に黄色マスで入手することができます。
もしカードが巡ってきたら、カードバンクに保管して、ここぞという絶好のタイミングで使用するようにしましょう。
坊主丸儲けカードを使うべきタイミング
- 4月(物件の収益が増えている)
- さくまの絶好調が終わったタイミング
- イベントで誰が報酬を得た時に使い横取り
GSステーションは少ないが、発見したら止まった方がいい
満タンカードはすべてのカードに適応されるのではなく、1枚にしか使えません。そのためGSステーションの方が断然効率がいいです。GSステーションの箇所は少ないですが、見つけたらパワーチャージしてみましょう。
便利な歴史ヒーロー・偉人まとめ
偉人は言わずもがな身につけた方がいいです。中でも味方につけておくべき偉人は他プレイヤーの攻撃から守っ南極にいるタロ&ジロ、スリの銀次から守ってくれるロンドンのエリザベス女王です。
ちなみに、勝っているプレイヤーにはスリの銀次が訪れやすいので、なるべく物件を購入するなどして、手持ちの金額が大きくならないように工夫しましょう。
以下は味方につけるとかなり頼もしい歴史ヒーローたちです。
歴史ヒーロー・偉人 | 国・場所 | 効果 |
エリザベス1世 | ロンドン | スリの銀次から守ってくれる |
タロとジロ | 南極 | 他プレイヤーからの攻撃から守ってくれる |
ルーミー | バグラム / アフガニスタン | 物件飛びカードなど、ワープ系カードをくれる |
ニュートン | マンチェスター | ボンビーを置き去りにしてくれる |
マゼラン | プエルモント / チリ・中南米 | ゴールに近づいてくれる(あまり近くない時もある) |
南極へはオーストラリアの南部から向かいます。船路でぴったりのマスを当てるのが難しいので、スペシャルカードを使うと辿り着きやすいです。
お祭りイベントについて
桃鉄ワールドでは100年プレイにおいて、たくさんのイベントが起こります。
ウイルスワクチンを作るイベント、紛争地に救援物資を届けるイベント、移動するローマを追いかけるイベント、八方財を見つけるイベント、UMAを見つけるイベント、IT長者を目指すイベントなど。
八方財を見つけるイベント、UMAを見つけるイベントに関しては指定された場所を訪れてスタンプラリーをする形式なので(令和の桃鉄のうどん巡りのようなイメージです)初回では攻略サイトをみたり、調べたりしないと一番になることは正直難しいです。
そのため、坊主丸儲けカードやとりかえっこカード、一等地を抜くカードといった横取り系のカードを予め入手しておき、誰かが達成したタイミングで使う方が手っ取り早くお金をGETすることができます。
桃鉄をプレイするにあたり気をつけたいこと
今までお伝えした通り、桃鉄は大変魅力的なゲームでありますが、一方でデメリットもあります。
廃人不可避
桃鉄には中毒性があり、一回やるとなかなかやめられません。わたしは100年プレイにあたり、寝不足になり、お肌はガザガサになり、周りの友達から「何があったの!?」と心配されるほどでした。ゲームをやりすぎてボロボロになっているとは言えませんでした。。
負けず嫌いな人、勝負事が好きな人、金勘定が好きな人は沼にハマる可能性があるので気をつけてください。自分が言うのも何ですが、ほどほどに楽しんだ方がいいと思います。
人間とプレイする時は関係性に気を遣おう
桃鉄は相手の足を引きずり落とすような、意地の悪い戦い方をした方が勝てます。
CP相手の場合は思う存分に実力を発揮すべきですが、人間が相手の場合は本領を発揮すると相手が不機嫌になる可能性があります。
平和にわいわいとゲームを進めるか、あくまでも勝つことにこだわってプレイするのかは、相手との関係性を鑑みて判断してください。
100年プレイしてみて、今回の反省点・心残り
気合いを入れて臨んだ桃鉄100年プレイですが、ゲーム自体が楽しいので時間が溶けるように進んでいき、気づいたらあっという間に終わっていました。
大体1日に10年〜15年ほど進めていき、1週間ほどで終わりました。
100年を終えてみた感想は「やはり桃鉄は面白い」ということです。
しかし、わたしは桃鉄ジャンキーです。50年目を超えたあたりから他のCPとの差がかなりついてきてしまいました。今回、わたしはさくま2人と自分の3人でプレイしました。
本来はイジワルしてくるボンビーに腹が立つゲームなのに、すべて思い通りの展開になってしまうので、さくま2人でも正直物足りなかったです。戦いは敵が強いからこそ面白いのです。
KONAMIさんには桃鉄マニアのために、さくま以上の強い敵キャラを作って頂きたいと思いました。ぜひ前向きにご検討ください。
一方でゲームには勝ったものの、100年を費やしてもできなかったことがあります。
余裕があったら挑戦してみよう
余裕があったら挑戦してみよう
①オーストラリアにあるウルル平和記念公園を買う
②ココ島に行ってみる
まず、オーストラリアに「ウルル平和記念公園」があるのですが、これを買い忘れてしまいました。こちらは令和の桃鉄で言うところの桃太郎ランドかと思われます。ここを独占した時に何が起こるのか。次回こそは確かめたいと思います。
また、気になっていたココ島にも辿り着くことができませんでした。ココ島は4マスしかますがない、どうやって行くのかよくわからないエリアです。
このYoutubeによると、どうやら飛行機を使うとたどり着けるようです。ココ島には大きな賭けができるカジノや、魅力的なアイテムがいっぱい売っているショップがあるとのこと。次は頑張って行ってみたいと思います。
100年プレイしてもまだまだやりたいことがあるなんて、なんて魅力のあるゲームなのでしょうか。最後に桃鉄の魅力を改めて考えてみました。
桃鉄ワールドの魅力
桃鉄の魅力はたくさんあります。
まず一番に没頭できるということ。気づくとゲームに熱中し、あっという間に時間が経っているのです。自分が親だったら怒るレベルでゲームに熱中しています。
しかし、桃鉄のおかげで日常のQOLが確実に上がりました。華のないアラサー生活に没頭できるコンテンツが到来したのです。ありがとう。
また、桃鉄をプレイしているといろんな国の人々が笑顔で迎えてくれます。世界平和や地球は丸い、といった想いが連想されました。
世界地図や歴史上の偉人、社会情勢も身につくので、遊びながら賢くなれる、なんて有能なゲームなのでしょうか。桃鉄ワールドを子供の時にプレイしていたら賢い子供になっていたのになと思います。
さらに、既存ソフトの桃鉄プレイヤーにとって嬉しいこともあります。それはBGMがそのままということ!
ゲームを始めると、好きな桃鉄の世界観はそのまま、さらに広がるのを感じられ、ワクワクが広がっていくのを感じられると思います。
ボンビーやカード、ルートにおいて新発見をする喜びもありますね。
この記事を読んだあなたはきっと桃鉄がプレイしてみたくなったはず。桃鉄プレイヤーの人口が少しでも増えたら嬉しいです。皆さんも桃鉄ワールドをプレイしていただき、発見したコツなどありましたらぜひ教えてください。
さぁさぁ、あなたも桃鉄ワールド100年にチャレンジしてみよう!!
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