広告会社でメディアレップの営業に。チームワークを知った時の話

記事内にプロモーション・広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

今日は「はたらく」記事を更新します。まずはこちらを読んでね。

2社目の会社でわたしは広告の枠を売る仕事をしていました。

入社当時、わたしはかなりアグレッシブな思考でした。早く正社員になりたいという思いがハングリーさにつながっていたのです。広告業界は激務と言われていますが、当時は新規営業がメインだったので、「仕事があるのはありがたいこと」という気持ちで、思う存分お仕事をしていました。ブログ活動もそうですが、やりたいことはとことんやりたいタイプです。

おかげ様で会社にいられるくらいには結果を出すことができ、業務委託から契約社員になり、2年ほどで正社員になることができました。

このタイミングで会社に新しい人が入社してくることになりました。

目次

チームでの仕事に。とんがっていた時代

新しくやってくる人は直属の後輩として、業務をわたしの元で一緒に行うことになりました。さらに、もう一人がサポートで加わり3人体制のチームに。

それまでは基本的には個人で動いていましたが、一人でやるには限界があるくらいの量になっていたのです。それまでわたしはチームで仕事をする機会があまりありませんでした。

今まで最善を尽くし、なんとか積み上げた数字です。自分のことは自分でわかるけど、他の人は信用できるのだろうか? 引き継ぎ自体にも労力はかかるし、一人でやった方が早いことに越したことはありません。チームで仕事をすることに不安を感じていました。

しかも、新しくやってくる人は契約社員からの入社だったのです。わたしは契約社員になるまでに一年半かかっていました。

今思えば、私が入社したのは22歳の社会人歴ほぼ0の状態、その時やってきた人は新卒ではなかったので、入り口が違うのは当たり前なのですが、当時のわたしは契約社員になるためにすごくすごく努力をしていたので、さほど歳が離れていない人が契約から入っていることに納得することができませんでした。

だからと言って意地悪しようなどとは毛頭思いませんが、「最初は仕事ができないのは仕方ない。でもやる気がないならいてほしくない」と、かなりシビアに待ち構えていました。

後輩に恵まれたけど手取り足取り教えなかった!

幸運なことに、入ってきた後輩はとても素敵な方でした。

自分よりも一つ年上でしたが、モチベーションが高く愛嬌もあり、伝えたことを素直に吸収している様子をみて、素質があるなとすぐにわかりました。

それでも当時の自分はとんがっていた部分があり、いくら後輩とは言え今まで自分が苦労して見出してきたやり方を他の人にやすやすと伝授したくないという気持ちがありました。恥ずかしいですが・・。

そのため、一連の業務の流れを一通り伝授した後は、軽めのお仕事を本人の担当として依頼し、あとは自分で考えながらやってねと崖から突き落とすタイプの引き継ぎの仕方でした。

自分自身が忙しくあまり余裕がなかったというのもありますが、自分がそうしてきたように、正解を初めから知るよりも自分の頭で考えて行動した方が身につくのではと思ったのです。もちろん困った時や、間違ってそうな時に一緒に考えたりアドバイスするのは先輩の務めです。

一年後には、後輩は立派に自分で仕事を回すようになっていました。

もう一人の方も見事に業務のサポートをしてくださり、結果として単独で行動していた時よりも売上を拡大することができました。チームで働くことを始めはネガティブに捉えていましたが、一丸となって雰囲気よくお仕事することができたのは、2人がきちんと本気で向き合ってくれ、人に恵まれたからです。

一人でできる範囲にはやっぱり限界があります。3人で行うことで、3倍の馬力になるんだな、それが組織というものなのだなと学びました。

新たに興味が湧いたこと

日々働いている中で、今は広告の枠を売る仕事をしているけど、いつかこの仕事はなくなってしまうのではと漠然と思うようになりました。

例えば旅行にいく時、何十年か前だったらHISなどの旅行代理店に足を運び、プランナーの人に相談をしながら旅の手配をお願いしていました。しかし、今の時代はエクスペディアなどのWEBサイトで希望の条件に合うプランを一発で検索することができるようになりました。

今は人気のあるメニューや入稿の仕方といったナレッジが代理店にあるので、必要とされていますが、そのうち旅行サイトのように、WEBで一発で検索できるサイトが出てきてもおかしくありません。AIの開発なども進んでいますしね。

そんなことを思いながら、企業からの入稿を待ちます。

一方、ゲーム会社のクリエイターが作るグラフィックはゲームに興味がない自分がみても「かっこいい!」と思うような惚れ惚れするものでした。

広告枠の販売は将来自動化されるかもしれないけど、広告の中身は人の気持ちを動かすものだから、これからもずっと人がつくっていくだろう。(今となってはすでにAIコピーライターなどもありますが・・)

次第に、広告の中身をつくる仕事がしたいと考えるようになりました。

気がつくと入社してから3年半という月日が経っていました。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次