夏休み、二泊の高知滞在を終え、おいしいうどんを食べるために今後は香川県に行くことにしました。
乗り継ぎの際、ホームで電車を待っていると電車に丁寧に敬礼をする少年が。Boys, be ambitious。そういえばアンパンマンの作者、やなせたかしさんは高知県出身の方だそうですよ。
電車の外の景色は渓谷から畑、街へと徐々に変わって行き、電車にゆられて2時間ほどで香川の高松に到着しました。
香川といえばうどん
早く着きすぎてしまったので、ホテルにチェックインする前に早速うどんを食べに行くことに。
今回、特にガイドブックは用意しませんでしたが、香川県在住の フートンさん が事前にうどん屋さんをたくさん紹介してくれていたので、そこのお店に行くことにしました。
フートンさんはいつもTwitterで仲良くしてくれているお友達です。会ったことはありませんが、乱気流するテンションがクセになります。不器用そうですが、人間らしくとても心優しい方なのでぜひフォローしてみてください。
それにしても、今回の香川の旅は大当たり。行ったところがすべて大満足のスポットだったので、香川にいかれる際は皆さんもぜひ参考にしてみてほしいです。特にひとり旅をする人におすすめです!
13:00 松下製麺所
まず向かったのは松下製麺所といううどん屋さん。瓦町のアーケードをひたすら歩き続けて向かいました。
店内に色気はありませんが、一玉250円という破格の安さです。(それでも値上げしたのだとか。)一口食べたら衝撃のおいしさです。
う、うまい…!するっと食べられるちょうど良い麺の太さ、硬すぎず柔らかすぎない適正な硬さ、そして滑らかな喉越し!孤独のグルメのドラマでも紹介されたようで、孤独のグルメごっこが心の中で開催されました。
はしごをするつもりだったので、食べたのは一玉のみでしたが、ぺろりと一瞬で食べてしまいました。
実は普段はなるべくグルテンフリーを心がけようとしているんです。うどんはグルテンオールなのであんまり食べないのですが、香川に来たからには解禁です!元気に二軒目に突入です!
14:00 上原屋本店
人生初のはしごうどん。続いてやってきたのは、本場讃岐うどん上原家本店というお店。並びましたが、回転率が早かったので待ったのは10分も行かないくらいでした。
今度は暖かいうどんを頼みました。油揚げを一緒に頼んでも500円。こちらもかなりリーズナブルです。
あっさりと優しい味がしました。二杯目だったので、さすがにお腹が一杯になりました。いやぁ、どちらも本当においしかった。やっぱり現地人がおすすめするお店にハズレはない!
雨が降りそうで降らないじめっとしたお天気だったこともあり、8キロの荷物を背負って歩いていると汗だくになりました。
あぁ、お風呂に入りたい……。
銭湯が好きなので、ホテルに荷物を置いて温泉に行くことにしました。気ままに動けるのが一人旅の醍醐味です。急いで検索し、香川の電鉄「ことでん」に乗って向かったのが仏生山温泉です。これまたよき温泉でした。
温泉にマッサージ。香川でリラクゼーション
16:00 仏生山温泉
高松に行ったらぜひ足を運んでいただきたいスポットが仏生山温泉です。どうやら地元の人にも人気があるよう。
仏生山。まず縁起が良さそうな地名ですよね。レトロな街並みを歩くこと10分ほど、突如おしゃれな建物が出現します。空間を広めに使った設計で美術館のように洗練されています。
浴場に向かうまでの廊下にはハイセンスな物販があったり、古書が置いてあったりと洒落ているなという印象です。おしゃれなのはわかった。温泉はどうだろう。
大浴場に向かってみると、まるで外にいるかのような開放感のあるお風呂場で外気浴スペースもバッチリです。空間を贅沢に使えるというのは地方ならではの魅力ですね。
そして、いざお風呂に浸かってみると、、
こ、これは……!このとろみのある透明なお湯はまごうことなき温泉です。これが700円ぽっちで入れるなんて、東京だったら考えられません。
仏生山温泉の唯一の欠点はサウナがないという点。岩盤浴はあったのですが、個人的にはサウナがよかったな。でも温泉で勝負していそうだから、あえて導入していないのかもしれません。
ちなみにタオルやスキンケアグッズは購入することになるので、自分で用意していった方が良さそうです。
温泉パワーでポカポカになって電車に乗っていると、今度はマッサージに行きたくなりました。重いリュックを背負ってけっこう疲れているから、アロマリンパよりも指圧の方がいいな……と、整体を予約しました。
時間が余ったので本屋さんに行ったらとても大きな本屋さんで時があっという間に過ぎました。
19:30 爽健美
向かったのは瓦町駅から歩いて7分くらいの 美容鍼灸院 爽健美 というところ。ここがまたゴッドハンドの実力派整体屋さんでした。香川にお住まいの方や行く予定のある方は絶対に行ってみてほしいです。東京にあったら絶対に通っていました!
まったく身体を動かさないわたしは日頃より全身が凝っていて、マッサージの人によく「木みたい」とか「岩みたい」と言われます。少し押してもらうと、「これはかなり硬いですねー!!」と今回もびっくりされました。
整体師の方もあまりの硬さに闘志が湧いたようです。上手な整体師VS岩人間おせりさんでしたが、施術後は整体師の勝利です。身体が軽くなったぁ!ヒャッホーウ!身も心も軽やかです。
整体師の方は施術の上手さはさることながら、気さくな方でいろんな話をしました。
これから夜ご飯にチキンを食べに行こうとしている(食べてばっかり)と伝えると、「あぁ、一鶴ですよね。あそこのチキンはスパイスが効いていて美味しいですよ。」とのこと。期待が高まります。
マッサージを終えて道を歩いていると、気になるお店が目に入りました。それは、21時にアイスというお店です。
21:00 21時にアイス
21時にアイスという変わった名前のアイスクリーム屋さん。実はこのお店、前にどこかで見かけていました。その時は夜にアイスなんて食べないよ〜と思っていたのですが、温泉とマッサージをかまし、まだまだ暑い夜道を歩いているとアイスが無性に食べたくなっていました。
しかも時刻を見てみるとちょうど21時5分。タイムリーな時間です。ぐうう!まんまとアイスが食べたくなっているではないか。
せっかくのひとり旅だし……夜だけどアイスを食べることにしました。自分に甘い人間です。
食べたのは紫芋モンブランアイス。650円。うどんと比べると割高に感じますが、これ本当に美味しかったです。店内もオシャレで、イケてる感じでした。なんか今回オシャレ旅じゃない!?と一人で勝手にテンションが上がりました。
21:30 一鶴
フートンさんは一鶴というお店も教えてくれていました。夜ご飯に向かったのですが、人気店だったようで、なんと4組のキャンセル待ちでした泣。整体師の人からも太鼓判をいただいていたので残念です。次香川にいく際は絶対にリベンジしようと決めました。
とぼとぼと道を歩いていると焼肉屋を発見。じっとメニューを見つめていたら店員さんに促され、しんすけというお店に入ることに。ここもおいしかったです!ビールが299円でした。
カウンターがあるので一人でも入りやすく、一皿の量も一人で食べてちょうどいいくらいでした。
ホテルWe Base高松に宿泊
22:30 We base高松
食と癒しの旅を満喫し、もう何も心残りはない状態になったのでホテルに帰宅。
今回泊まったのは We Base 高松 というホテルでした。
古めのホテルに一泊するなら新しくてキレイなホテルでお得に泊まりたいなと思ったので、こちらに宿泊することに決めました。ところどころに絵が描いてあったりと遊び心を感じる内装で、なんとなく自分に合っている気がしました。
普通の部屋もあったのですが、ちょっと冒険をしてみようとカプセル型のドミトリーに泊まってみることにしました。お値段なんと3500円!泊まったのが休日だったので平日だったらもっとお値打ち価格で泊まれそうです。
カプセル型に泊まるのは初めてだったので、どうかなと気になっていたのですが、、全然平気でした!
自分は広いところが好きだと思っていたけれど、せまいところも好きなようです。キレイだし秘密基地感があって楽しい!好奇心が強い分適応能力も高いのかもしれません。
でも、男女兼用だったので、次からは女性専用のドミトリーで過ごそうと思いました。というのも、すっぴんにジャージとかなり女子力が低い状態で徘徊していたので、人とすれ違うとごめんなさいという気持ちになってしまうのです。
あとは、漫画スペースがあったのがよかったです。ワンピースを心ゆくまで読んで就寝しました。(まだ全然読み切れてない)繁華街にあり、アクセスもよかったのでまた泊まりたいです。
\ ホテルの予約はTrip.comがお得です /
翌日。この旅ももう終盤です。帰路に向かわねばなりません。ありがとう香川県。ありがとうフートンさん。おかげさまでとても満足度の高い一泊二日目でした。
朝一で電車に乗り徳島に向かいます。そうです、お船で東京に帰るのです。
To Be Continued……
コメント